もしもピアノが弾けたなら~♪ーーー今、どんな曲を奏でるだろう。
自然のものに一つ一つ旋律をつけ、今を、どこか遠くの世界でも、
それはどんな音楽になるだろう。
神様は、音楽を聴くように、世の中をご覧になっているのだろうか?
こんな小さな天体の出来事よりも、銀河全体を奏でているのかも知れない。
しかし、こんな小さな天体でも、様々な音楽が奏でられている。
自然を音にできたら我々はそれに感動する。
そう、辻井伸行さん。この人の奏でる音楽がまさにそれ。
気候変動への対処、環境問題、戦争などが解消し、世界平和が達成されたなら、
調和の取れた音楽ができるんだろうな。
今は、騒音、雑音、嘆き、悲しみ、退廃、不信、偽りが横行し、
不協和音が鳴り響いていることだろう。
四季のうつろい、木の葉のそよぐ音、鳥のさえずり、川のせせらぎ、時を告げる鐘の音。
虫の音、雨音、波の音。平和っていいな。
生物多様性だとか、自然の保全とかいうけど、どこかで線引きが必要なんだろうな。
難しい問題だ。人間活動によって絶滅した種、森林伐採、温室効果ガス等々。
しかし、これは、地球にとっては、どうってことないことでもある。
これまで、どれほどの変動を起こしてきたことか。
結局、人間にとって、、という前提条件のついた問題なのだ。誰も口にしないけれど。
環境問題にしても経済とのバランスで考えられている。
SDGsなどは、その代表みたいなもの。
しかし、それ自体の考え方はいいのかもしれない。
それは否定されるべきものではない、いやむしろ、もっと前向きに考えるのがいい。
これだけ自然を管理できるだけの知恵が与えられているということは、
守る義務もあるということ。そうありたい。
自然保護を訴えても欺瞞にしか聞こえなくもなかったが、
そんなことはない、人間の可能性を信じたい。
ところで、植物などは、ほんの一角に残っているだけで、放っておけば、
いくらでも繁殖していくものなのです。
後は自然・天体の様々なサイクルによって、運命づけられていくのでしょうが。
豊かさとは何か?人間は、豊かさとともに、よくなっているだろうか?
確かに日本もそうだし、海外の古典なんかを読んでいても、叡智は今でも新鮮に響きます。
昔話なんかも、実によくものの道理を説いています。
今の時代は、希望を見失っているのかもしれません。
これだけ色んなことが解ってきているのに、これもまたパラドックスなのでしょうか?
解明することが希望だったならば、それは大部満たされてきている。
その世界にあるならば、希望は叶い、その先の夢も描けるのかもしれません。
しかし現状は結局、皆、豊かさを求めるが故のことなのかもしれません。
気候システムというのは、実によくできているものです。
これ一つとっても、反省の余地はあるでしょう。
ここで本をご紹介したいと思います。
今は、買い求めることができないようですが、図書館などにはあるかと思います。
一考に値する本かと思います。お薦めです。
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何か一つ、共通のテーマを持つといいのかもしれません。
今は、やり場のない不満、苛立ちが募っている時なのかもしれません。
音に耳を澄ませてみましょう。
心に響く音楽はどんなもの?