「ホームベーカリーあったらいいんだけど、置く場所がないもんね。」
「部屋に置けばいいじゃないの」
「(馬鹿なこと言ってんじゃないよ)・・・」
こんな状態で、これまで過ごしてきましたが、今年の夏のはじめ頃、
近所のパン屋さん(支店)がお店を閉じまして、街外れなものですから、
一挙に不便になってしまった。
パン作りが趣味ではあっても、やはり、パン屋さんて必要で、
街まで行かないとおいしいパンが食べられない。
「パン焼き器、買えばいいでしょう」
「え?いいの?」
「だって、こんなにテーブルに載ってるんだもん、片付ければ置けるでしょ?」
何と、向こうからOKが出た。
テーブルの一辺を塞いでポットやら保温調理器、ミキサーなどを置いている。
確かに、どうにかすれば置けるイメージがついた。
その少し前に、折りよく?その奥に置いたあったフードプロセッサーが破損して使えなくなった。これについては、すぐに必要だったので、クイジナートの小さめのものを買った。7千円くらいで買えた。
不思議と物を置くことで、スペースが生まれることもあるんだな、と思った。
何もないより、返ってそれなりに落ち着いて、収まりついている。
さて、本日ホームベーカリーが届きました。
お昼近くで、昼食の時間がダブった。
初期設定を済ませ、12時。早速作ってみることにする。
何も、昼の支度の邪魔になるものではない。
計量して、パンケースに入れていく様を見て、
「わー面白い、それでできるの?」と面白がっていた。
まずは、普通にパンを焼いてみることにする。
番号1の 「ふんわりコース」を。
調理時間は3時間45分。
秋の空気を感じつつもまだ夏の暑さ。
昨日もよく動いたが、今日も結構なエピックデイだ。
昨日は、生クリームと牛乳の消費期限の前にと、パンナコッタを作り、
赤玉葱のすし酢漬け、そして、スコーンを作った。
汗だくになった。
さて4時を過ぎ、パンが焼けた。
まあ、こんなもんだろう。
配合は、付属のレシピではなく、
試しで、いつもの基本のパンの分量と材料でやってみた。
しっとり柔らかく焼けた。
卵を入れたので、ちょっとこってりしている。
しばらくリーンなパンしか作っていなかったので、
リッチとリーンの差が余計わかった。
始めは、リッチ系のパンが当たり前だと思って作っていたが、
凝りだすと、リーンへ向かっているところでもある。
元々、フランスパン系も好きで、
これからは、自分でフランスパンが作れると思うと気持ちが少し弾む。
届くまで楽しみで、また、もうすぐ、誕生日でもあって、
思いがけない贈り物となりました。
そう思っておきます。
では。