サブで心の灯火というブログを開設しているのですが、
新しい記事を書きましたので、ここにお知らせいたします。
twinkling-stars.hatenablog.com
私は、大変信心深いのですが、毎日、飼い犬だったわんこちゃんの遺影に手を合わせ、お祈りしております。
半分冗談ですが、心を神に委ねて、万物の神にして唯一絶対の神にその日1日が無事であることそしてまた、世界平和のためにお祈りしております。
この度、ルターの『キリスト者の自由・聖書への序言』を読みまして、キリストが、いかに重要か、単に神と同一視するのでなく、人としてお生まれになった意味、その重大さを改めて知ることとなりました。またプロテスタントでは、そのように考えられているのだなということも知ることができました。
また、ルターの改革の核心についても知ることができます。まさにカトリックに対する異議申し立ての論文だからです。
50ページほどの論文ですが、説得力に満ち、また愛にも満ち、その熱意のほどが伝わります。この他、聖書への序言も収められており、聖書に慣れない人への最良の手引書となることでしょう。
私は、福音書の方は良く読んでいたのですが、新約聖書に収められている使徒言行録や使徒たちの手紙などは、一応、読んでおこうくらいな気持ちでしか読んでいませんでした。
ところが、ルターにとっては、それこそが、まさに信者としての拠り所だったのでしょう。なぜなら、彼もまた、同様に、キリストを信じる敬虔な使徒たらんとする人だったからです。カトリックにおける戒律を学び、善を行い、懺悔する中で、生じた違和感。それを大いに悩んだ末に信仰こそ、すべての救いであると確信したのでした。今の私たちにしてみれば、当たり前かも知れませんが、そんな異議申し立ては、当時としては掟破りだったのです。そして、その戒律や律法を熟知していたからこそ、パウロの手紙や、福音に暁通し得て、福音を良く理解し、使徒の手紙の価値を良く理解できたのでしょう。
アナタハ カミヲ シンジマスカ?
以上です。