アプリコットな日々

気長にブログ始めてます。

病院にて

病院へ行きました。この日は、気温30度越え。バス停まで日傘をさして。そう、それはとても暑い日だった。ということで、いつも混んでびっしりな2時間待ちの待合室も、患者さんが10人程度で、その空間は物静かで落ち着き払っていた。そう、つまりとても暑い日で、不要不急な患者さんがいない分空いていたということ。コロナの時もそうだった(笑)。いかに皆に頼りにされている病院かということの裏返しでもある。

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さて、こんなことがあって(この10日間)、いつも通りに薬が切れるタイミングで参ったわけだが、容体が悪くなって20日余り経っており、この3日ほど前から、ある程度元気も回復していたのであった。

診察の前に、血圧を測るのに呼ばれるのだが、この時看護婦さんから、最近何か変わったことがありましたか?と聞かれる。今回は、死を覚悟するほどの不整脈や出血過多があったりしたので、それを話すと、それじゃあ、心電図を撮ってみましょうかと。

不整脈は、これまでにも度々起きていたりしたのだが、検査に出るほどではなくそれで済んでいたのだが、今回は、20日以上経っていても自覚できるほどの不整脈がまだ頻繁に起きており、ようやく心電図に出たのであった。「不整脈が出てますね、先生に問題があるかどうか見てもらいましょうね。」

診察もすぐに呼ばれて、不整脈についての説明があった。そして、どういう感じだったか?夜か?など聞かれ、そうした話の中で、要因がいくつも重なって起きたことだったので、たくさんの出血があったことを話すと、それじゃあ、貧血の検査をしましょうと。

さて、貧血といえば、30歳頃にどこの病院へ行っても鉄分欠乏症と診断されていて、それで当時は小林製薬のヘム鉄のカプセルを常用するようになった。そのうち精神科に通院するようになって、3ヶ月に一度くらいに血液検査があり、そこでは、やや基準値を下回っているけれど女性ですから(生理があるから)ね、これくらいは心配いりませんよ、くらいなものだった。

ここの病院へ通院するようになってから、健康診断も受けるようになったのだが、貧血検査は精密検査扱いで、通常問題がなければ検査されないでいた。気になっていたので、今回そうした要因で検査する運びとなったことは、幸いだった。結果は13だった。基準値は12未満。不整脈は貧血のせいではないです、ということになった。実は現在までのところ、別のメーカーのヘム鉄のサプリを飲んでいて、今度の出血で1日1錠のところ2錠を3日続けて飲んでみたりして補っていたのだが、それは言わなかった。帰ってきてからネットで調べると、サプリで補える量は貧血と診断された場合に病院で投与される量の10分の1から100分の1程度に過ぎないということ。だから貧血を起こすほどの出血ではなかったのだろう。

お薬はいつも処方されているものの他、頓服薬として、もう少し強めのお薬が処方された。一日3回飲んでもいい薬ですが、またこの度のような発作が起きた時に飲んで下さい、ということだった。

病院は空いていたのに、薬局は混んでおり、それなのに薬剤師と患者さんが長く話し込んでいたり談笑していたりして、待っている人も痺れを切らしていたのではないか?足をぶらぶらさせたり体勢を変えたりして落ち着かない様子も見られた。

たった1人の先生に100人以上の患者さん。その患者さんに対し、このように看護婦さんとの連携で、混んでいようと空いていようと丁寧に対応してくれる病院は本当に有難い。精神科の先生に「来月何日頃来ます?」と聞かれて大体の日にちを言うと「この間、一日70人の患者さんを診察して、目眩が起きた(笑)」と。わあ大変だ、とそのとき思ったが、考えてみれば、ここの病院は、多分ほぼ毎日溢れんばかりの患者さん。先生は、歌うような話ぶりで楽しそうに患者さんと話をしている。不要不急の患者さんが来る所以だろう。かく言う私もその一人であるが、この度は一先ず安心した。