毎年自宅から見ることができる、白鳥の北帰行が楽しみです。
車で40分くらいのところに、白鳥の中継地(飛来地)があるのですが、
子供の頃には親や祖父母などに連れられてよく行っていました。
また、近くの川にもたまに居たりするので珍しくないのですが、
列をなして上空に現れる白鳥の北帰行は、
何度見てもテンションが上がります。
家の上空を鳥が渡っていくのに最初に気づいたのは、
17年前の4月でした。
玄関先の道路沿いに出ていた母が、
おいでおいでと急かして手招きするので、出てみると、
何と白鳥が2列になってこちらへ向かって飛んでくるではないですか。
この時は、割と低空飛行で来ましたね。
とても感動しましたよ。
通りすがりのおじさんも、
わーって感じで見てました。
ずっと前から飛行ルートだったのだと思いますが、
この時以来、毎年見ています。
まず、クワーっクワーっクワーっと声がします。
窓を閉じていても聞こえるので、
すかさず窓を開けて、空を見ます。
まだこの段階では、姿は見えません。
曇っていたりする時は、全く見えないのですが、
低空の時には見られたりします。
雲の高さにもよるんでしょうね。
昨日は快晴で、窓を開けていたらまた白鳥の声がします。
左側(東側)へ向かって飛んでいく場合と、
家の上(北側)の方へ向かって飛んでいく場合があるのですが、
今回は、かなり上空を飛んでいましたが、
こちらへ向かっているよう。
すかさず、ベランダの枠の制約がありましたが、
その瞬間を捉えた。
写真だと、小さいですが、
もっとはっきり見えましたし、
それよりも感動したのは、
本当に、家の上を飛んで行った証に、
白鳥の影も過って行ったのです。
結構大きな影で、5つ6つの影が、
家の敷地を過って行きました。
空高く小さく見えても影の大きさは変わらないのでしょうかね。
白鳥くらい大きな影でした。
白鳥が飛来する湖のある公園は、車で40分くらいのところにあるので、
改めて、訪れてみたいと思っています。
↑は、横一列のものを3つにトリミングしたもの。
↓ こちらは、それを繋げ直したもの。
ここで一句、、、
見上げれば鳥影過ぎる北帰行
(ミアゲレバトリカゲヨギルホッキコウ)
ーとりこり
以上、今年も白鳥が見られたよ、というお話でした。