アプリコットな日々

気長にブログ始めてます。

情報リテラシー*雑誌「世界」など

世の中は今、混乱を極めているようでありますが、皆さんはどのようにファクトチェックしておられますか?様々な媒体がありますが、新聞、テレビ、雑誌、ネットなどなど。識者がどう解釈しているか、どういう取材をしているか、当事者は何を語っているのかなどを確認したりして、納得したり疑問を感じたりして世相を察知して考察したりなんかするわけですが、そんな中、私は、一つの情報源として岩波書店発行の雑誌「世界」を特に選んでみました。

本年の1月号から、何かが大幅に刷新(表紙をはじめとして)されたようですが、必要な情報が見出しに羅列されていましたので、まず一冊買ってみました。メンタルが酷くやられている時だったので、あまりの内容の重さに苦痛を感じ、なかなか読めなかったのですが、タイトルは強く興味を引くものであり、これは有耶無耶に空気に流されていてはいけない、知っておかないと、と思い、その前後の号も併せて買って決心。1年間の定期購読を申し込みました。

さて、この手の雑誌は他にもありますが、例えば「文藝春秋」、「中央公論」などですね。この二つは、ざっと見たところ所謂著名な識者や有名どころの寄稿者や対談が載せられていて、硬派ではあるけれど、大衆向けといった感じ。しかしまた、テレビやネットよりは、より詳しく真相が知れるわけです。当事者が書いていたりするので。その点、誤解していたこととかもあったりして、雑誌のような媒体は必要であるとは言えます。

でも、私は、文藝春秋はそれ以上読みたいところがなかったので、病院の待合室にあるのをちょっと読む程度でいいなと(実際、病院の待合室に、それこそ定期購読されているのでしょう、毎月行くと一冊づつ増えている文藝春秋であったりしたのでした)。「世界」では、これ知りたいこと、といった見出しが毎号あって購読を決めたんです。

それでは一般に「世界」という雑誌はどういう位置付けにあるのか。頭の中に収まりつけるため、他に聞ける人もいないので、ChatGPTに聞いてみましたよ。私は、何を読もうとしているのか。人にどう説明できるだろうーーー。

(私)

岩波書店の雑誌「世界」とはどういう雑誌ですか?

(ChatGPT)

岩波書店の雑誌「世界」は、日本の岩波書店が発行している文芸・評論雑誌です。この雑誌は、文学、思想、歴史、社会、科学など、幅広い分野にわたる論考やエッセイ、詩、小説、随筆などを掲載しています。また、世界の文化や社会情勢、時事問題に関する記事も取り上げており、知識人や文化人の間で高い評価を得ています。

 

(私)

 雑誌「文藝春秋」と比較すると情報としてどちらが硬派でしょうか?

(ChatGPT)

「世界」と「文藝春秋」は、共に日本の文芸・評論雑誌ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。

「文藝春秋」は、時事問題や社会情勢を中心に取り上げることが多く、政治や経済、国際情勢などに関する深い分析や論評が特徴です。そのため、硬派なジャーナリズムや論評が多く掲載されています。

一方、「世界」は、文学、思想、歴史、社会、科学など、幅広い分野にわたる論考やエッセイ、詩、小説、随筆などを扱っています。時事問題や社会情勢に関する記事もありますが、「文藝春秋」ほどの政治的な焦点はありません。そのため、より幅広い知識や文化的な興味を追求する読者に向けられています。

したがって、「文藝春秋」はより硬派な情報を提供する傾向がありますが、「世界」はより幅広い知識と文化的な視点を重視しています。

 

(私)

 一次情報源として見た場合、どちらが当事者性がありますか?

(ChatGPT)

一次情報源として見た場合、当事者性があるかどうかは雑誌の内容や記事の執筆者によって異なります。

「文藝春秋」は、時事問題や社会情勢を扱うことが多いため、政治家や経済界の関係者、ジャーナリストなど、直接的に出来事に関与している人々の記事が掲載されることがあります。そのため、特定の社会的・政治的立場や意見を持つ当事者による記事が多い場合があります。

一方、「世界」は、文学、思想、歴史、科学など、幅広い分野にわたる内容を扱っています。そのため、特定の出来事や問題に直接的に関与している当事者の記事は少ないかもしれません。しかし、文学作家、評論家、歴史家、科学者など、それぞれの分野で活躍する専門家や研究者による論考やエッセイが掲載されており、彼らの専門知識や視点から得られる情報は一次情報源として価値があります。

したがって、当事者性があるかどうかは雑誌の特性や掲載される記事によって異なりますが、「文藝春秋」の方が時事問題や社会情勢に関わる当事者性を持った記事が多い傾向があります。

 

(私)

今年の号から(「世界」を)読み始めているのですが、「世界」では、国に対する民事訴訟自治体による自衛隊員募集のための住民基本台帳の情報提供の違憲合憲の是非)を取り上げていたり、自民党政治資金パーティーの裏金問題の刑事告発をした当人が寄稿していたりしています。情報の質として、どう捉えればよいのでしょうか?

(ChatGPT)

「世界」が国に対する民事訴訟政治資金パーティーの裏金問題など、重要な社会問題や法的問題に関する記事を取り上げていることは、その雑誌が社会的な関心事や公共の利益に焦点を当てていることを示しています。これらの記事は、一次情報源としての価値があります。なぜなら、そのような問題に直接関与している当事者や専門家によって書かれており、専門知識や深い理解を基にしている可能性が高いからです。

しかし、情報の質を評価する際には、以下の点に留意することが重要です:

  1. 信頼性: 記事の内容や主張が客観的かつ信頼できる情報源に基づいているかどうかを確認します。情報が客観的でバイアスのかかっていないものであることが重要です。
  2. 事実と意見の区別: 記事が事実を提示しているのか、それとも筆者の意見や主観的な見解を述べているのかを区別します。事実と意見を明確に区別することで、読者は情報を適切に評価できます。
  3. 複数の情報源からの比較: 単一の情報源だけではなく、他の情報源や視点と比較して情報を検証することが重要です。異なる情報源から得られた情報を総合的に考慮することで、より客観的な判断が可能になります。

以上のポイントを考慮しながら、「世界」の記事を読み進めることで、重要な社会問題や法的問題についての理解を深めることができるでしょう。

とのことでした。

これらの回答は、あくまで、AIによるもので、ファクトチェックが必要なのはいうまでもありません。私も実際、「世界」を読んでみて、こちらの方が、様々な問題提起としても、扱うテーマとしても核心をついていて大変良いと思うのですが、説得力に今一つかけているものがちらほらあったりします。考えが偏り過ぎとかですね。

あなたの意見が知りたいのではない、我々が知りたいのは、その知識なのだと言う人がよくいるとの事例を挙げ、それに対して批判的に書いたものがありましたが、いみじくも、まさにその記事に対してこそ、”あなたの意見はいらない”、と思うものだったりですね。しかし、他に話のできる人がいる訳でもなし、学ぶことも多くあり、、、。