アプリコットな日々

気長にブログ始めてます。

こんな日は編み物でもして

編み物歴は長いのですが、何せ始めたのが小学校3年の時でして、おまけにどうやら、元々は左利きなようでして、あまり早いうちから経験すれば良いというものでもないようです。中学では、ミトンの手袋を編むのが流行でして、得意になって図案を考えて、色々模様あみをしたものです。まあ、編めるか編めないかと問われれば、編めることになりましょうが、表編みと裏編みだけが得意でして、そこ止まりだったんですね。だから、編み物歴が長いと言っても、いわゆる編み物好きとは異なりまして、ただ編める、だけなのでありました。

 

さて、数日前になりますが、突然のアクシデントに見舞われまして、ちょっと気分が沈んでおりました。何もしないわけにはいかず、折りよく、かねてより楽しみにしていました、日本の古い映画のDVDなどが届きまして、大変気持ちが落ち着く次第でありました。聞きかじりなものですから、監督名などを挙げて、さも通ぶったことを書くわけにはいきませぬ。これについてはまたの機会にお話しできればとの希望を胸に、しかし、すぐにほいそれと元気が出るものでもありませぬ。今度は、〇〇期ときたもんだ。数年来、悩まされているのでありますが、これも女の定めと諦めて、ああまた始まったかと、前向きに受け止めて過ごしているのですよ。

 

そんなわけで、2日前、ゴロゴロ猫のように寝ているわけにもいかず、怠惰を振り払って編み物を始めることにしました。編み物の本を本棚から抜き取って、見出しから帽子を探す。帽子なら、結構手慣れており、無理がない。さて、寸法を決め、ゲージ編みといって、10cmくらい編んで何目何段になるかの試し編みをする。目数も決まった。ゴム編み、模様あみ、減らし目までの算段をし、はっはっはっ、ワイヤーの棒針というのがあるのです。まだ1回くらいしか使った試しがないのですが、幾サイズか揃えておりまして、先々までの楽しみとしていたものでした。さて、これなら始めてしまえばこっちのもの。夢中になって編んでゆく。

 

というわけで、昨日、午後から再開し、日没頃に完成しました!ここ数日は、顔に塗るクリームを変えてから、顔色が良くなりまして、アップで帽子を被ったところをパシャっと撮りましたよ。何とまあ、女だてらに勇ましい顔だこと。話はそこではなく、帽子であります。寸法通りに出来ました。気分もすっかり良くなりまして、これでどうにか軌道修正出来そうです。

 

以上、ここのところのお話しでした。