洗剤を流すたび、息が詰まるような思いをする凛鳥です。
台所では、布巾の漂白など致し方なく塩素系漂白剤を使っていますが、
心が苦しくなります。
クリーニング店でも使っているという、
『きれいッ粉』という酸素系漂白剤があるのですが、
我が家では、ワイシャツの襟汚れなどが良く落ちることから、
使い始めてからずっと使い続けています。
酸素系は、環境にもやさしいですからね。
洗濯も、掃除も、エコなものを使うようにしています。
行き着くところ、それは、重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、、
それと、石鹸類(粉、液体、固形)であります。
そうなり始めたのは、若い頃(30代)からですね。
そんなこんなで、ここ一年くらいになるかな?
洗濯は、セスキ炭酸ソーダでできた弱アルカリ性洗浄剤を使っていまして、
これの特徴は、酸素系の汚れ(確か皮脂汚れなど)を落とし、
界面活性剤などは使っていませんので、泡も出ず、匂いもない。
これを、標準量の倍入れて、お洗濯をしていたのですが、
これまで使ってみて、どうも、タンスに長いこと置いておくと、
湿気た臭いがする。
つまり、汚れが残っているということ??
また、一度も袖を通していない服も同じ湿気た臭いがするのは、
生地に菌が付いているからなの?
”湿気、臭い”、で検索すると、これしか原因が見当たらない。
因みに、除湿用の木炭をタンスに入れていますが、
臭いは、取ってくれていないみたいです。
効果はあっても、服に残る菌の方が想定外に多かった、とも考えられますが。
といったこともあり、液体せっけんも使っていたわけですが、
これは、洗濯水のリットルに対する使用分量が多いんです。
ですので、長持ちさせたくて(不経済なので)、
どんな洗濯物の量でも、キャップ半分量にして、
アルカリ洗浄剤を補うつもりで、足して使っていましたが、
ほとんど効果はなかったようで。
(本来は、液体せっけんの補助剤として、アルカリ洗浄剤を使う、
というのが基本。この逆をやっていたわけでした。)
ウール系のものはウール用の洗剤を使います。
こちらは、どんなにタンスに詰め込んでも、
長いこと置いても、臭いません。
やはり、洗剤のせいなんでしょう。
そこで、今回は、お試しで、
新しい洗濯用粉せっけんを買ってみました。
粉せっけんは、洗濯槽のカビの原因、と信じ込んでいて、
代わりに、液体せっけんを使っていたのでした。
でも、どうやら、違うみたい。
まあ、最終手段として、
洗濯槽のクリーニングをすればいいのですからね。
我が家では、洗濯機を2人で使っているのですが、
(つまり、別々に洗っている)
そちらの方は、合成化学洗剤を使っている。
どうも、そちらの方が、カビの原因になっている??
いっときは、脱水だけ洗濯機を使い、
後は全部手洗いしていた時期もありました。
これは、こだわりすぎで、
極度に神経質になっていた頃のこと。
そう長くは続きません。
気がどうかしていたんでしょうね。
今回買った洗濯用粉せっけんは、
パッケージを見るまでわからなかったのですが、
なんと、レストランなどから出る廃食用油を60%使用の洗剤でした。
(となりの容器は付属品ではなく、毛染め用の容器です。)
あまりいい感じがしませんでしたが、
環境のことを考えると、いいことしているかな?、と思えたり。
ちゃんとぬるま湯で解きます。
こういう作業は、面倒に感じないんです。
何かを洗う、というのが好きみたい。
何だか、幸せな気持ちになるんです。
衣食住、「着る」のも、「食べる」のも、「住む」のも、
洗濯、片付け、掃除がなければ成り立たない。
気持ちのメンテナンスにもなりますからね。
それでは。