アプリコットな日々

気長にブログ始めてます。

京アニ事件から世相まで 一考察

昨日重大事件の判決が下りました。痛ましいですが、京アニ事件のことであります。罪(事件)があって、罰(判決)があった。しかしまた、「罪と罰」といった小説もありますが、彼が罪人でありながらも、命が残され、心の罰を受けることとなった。世の中、真っ当に働けば、少なくとも最低限まともな結果に落ち着く。しかしながら犠牲者が出たことは、本当に痛ましい。そして亡くなった人の命は返らない。事件の要因としては、作品が盗用されたという被害妄想を起こしたことであり、しかし犯行に及ぶにあたり責任能力はあったということで死刑の判決が下った訳ですが、彼の命が残され、自分の命を繋いでくれた人々ーー人々の誠意ーーで、彼の心が通い出し妄想が解けていったのなら辛いことだろうが幸いだ。彼は完全なる狂人ではなかった。新聞にも書いてあったが、こうした犯罪を予防するため、社会的なはたらきかけとして、孤立化しないよう働くことを勧める必要がある、とあった。適切なはたらきかけだと思った。

また、火のないところに煙は立たないといいますが、妄想って、現実がタネになっているもの。ある種のSFみたいなものか?正しい知識を持てば、こんな妄想は起こさなくて済む場合もありますが、実際的に起きる可能性が大きい場合、妄想を起こすことはある意味正常とも言える。現代は監視社会とも言われてもいます。情報や技術は正しく使っていただきたい。また何らかの目的でこうした妄想を掻き立てるような無責任な社会現象を生じさせることがないよう望みます。そのためのコンプライアンスアカウンタビリティーは絶対に必要です。これが守られているかが重要な点です。

今の政治を見ても、どこを向いて何を考えているのかよく分かりません。嘘、誤魔化し、言い逃れのオンパレード。派閥の解散だって、風船をパンと割って目眩しをしているようなものにしか映りません。日本は運がいいのか、悪い結果にならなければ良いですが。いずれにせよ、国民の運まかせだ(怒)!ここのところ毎年毎年自然災害が頻発しています。外へ目を向ければ、戦争、虐殺、戦争、戦争です。それにこの度の能登地震。これでもまだ目が覚めないのか!!政治と金の問題にきっちりけりをつけていれば、こんなごたごたな事態にはならなかったのですよ。国をあげて、能登半島の災害に全身全霊注力できたのです。数千年に一度の大災害ですよ。派閥のことなど二の次にして、国民の窮状に全力で向き合った方が、それこそ支持率が上がるってものです。同じ目眩しをするのなら、こっちの方が好機だったのではないか?片手間にしか見えません。どこを向いて何を考えているのかさっぱり分かりません。細かい事例については私の知識能力を超えますので他に譲りますが、とりあえずここでは今日的世相について語るに留めておきます。